屋内外に関わらず、建築や都市空間のデザインにバイオフィリアを
取り入れる“バイオフィリックデザイン”は、“建築”と“ランドスケープ”の要素を含む中間的な取組みであり国内では先進的な取組みと
なっています。バイオフィリックデザインの導入の可能性や今後の展開を検討するにあたり、JR熊本ビルなど様々なプロジェクトに取り組んでいる“ランドスケープアーキテクト”、神戸市内のデザイン系事務所で建築物への自然素材の導入や屋根緑化などに積極的に取り組んでいる“建築家”、神戸市公共建築物の設計・工事監理を担当している“市建築技術職員”との間で意見交換を行っていきます。

・小松 良朗氏（ こまつ よしあき）
株式会社日建設計 都市・社会基盤グループ都市デザイングループ ランドスケープ設計部 部長 ／近畿大学非常勤講師、ランドスケープアーキテクト

　オフィス 、教 育 施 設 、ホテル 、商 業 施 設 等のランドス
ケープデザインや特殊緑化技術を駆使した環境建 築、
Biophilic Designのプロジェクトに積極的に携わる。
その地域、その場所でしかできない風景づくりを心が
け、人々の生活を豊かにする気持ちの良い空間づくりの
創出に取り組む。
[受賞歴]
Biophilic Design Award・IFL A A APMEAward・日本造園学会賞・グッドデザイン賞他 YANMAR TOKYO（ © 日吉祥太）

・前田 由利氏（ まえだ ゆり）
一級建築士事務所 YURI DESIGN代表　一級建築士

　1998年「人と環境に負荷の少ない家づくり」を目指し
て「御影草屋根の家」をつくる。石油化学製品を極力排
除し、環境負荷を軽減することを目指す。自然素材、職
人による手仕事、古材利用などが得意。特に、木造の傾
斜屋根緑化の完成件数は60件になり、2010年「草屋
根の会」を立ち上げて、情報交換の場としての社会活
動をスタートした。
[所属ほか]
兵庫県ヘリテージマネージャー・西宮市宮っ子いえ
アドバイザー・芦屋市景観認定審査会委員

【タイムスケジュール】
14:00　開催趣旨説明
14:05　クロストーク「それぞれの取組みや今後の展開に向けて」
　　　　小松 良朗（株式会社日建設計）
　　　　前田 由利（一級建築士事務所 YURI DESIGN代表）
　　　　小林 賢一（神戸市建築住宅局）
　　　　久元 喜造（神戸市長／コーディネーター）
15:00　閉会
※スケジュールなどは予告なく変更・中止になる場合がございす。

【問い合わせ】
建築住宅局技術管理課　kentikugikan@office.city.kobe.lg.jp

※申込締切 2024.1.12(金)